進化系!アキバリズん(完結)(AKIBA賞応募)

今、超電波都市アキバ!にひとりの男が降り立った。 そのことからはじまる新たなエレクトロニカルファンタジー

登場人物紹介(1)

(5)暗黒のガチャコン

 アキバの夜は早い。6時を回ると小さな店は閉まり始め、7時にもなるとだいたいのニッチな店は閉まってしまう。すると、なんだかひときわと寂しい雰囲気になってゆくのだ。
 そんな感傷に浸りかけていた俺は、最後の最後でヘンなモノを見つけスマホで写真を撮っていた。それは、秋葉原の裏、いや、アキバの場合どこが裏だか表だか分からないけど、道に迷って迷い込んだ裏の秋葉原、略してウラアキとさえ呼べる薄暗~い店の前にあったガチャガチャだ。
 俺は見た。ガン見した。なぜならそこにはこう書いてあったからだ。

『暗黒のガチャ、言い値で(・∀・)イイネ!!』
 ………
「ダ、ダジャレか?てか言い値って誰が決めるんだ?ダジャレを言う奴は誰じゃ?なんつってなー」
「ワタシよ」
 突然闇の中から声がして
「おお!魔女さま!」
 思わず俺は叫んだ。もちろん心の奥底のさらに奥の方でだが。

 暗黒ガチャマシーンの背後、薄汚い雑居ビルの階段の下あたりから、突然、真っ黒い衣装の少女が現れたんだ。黒髪で前髪パッツンの彼女の頭には左右にちっちゃいコウモリの羽みたいな髪留めがあったし、ご丁寧に左目は包帯で隠されていた。そして、当然、抑揚のない冷めた声だったし、俺のコトを無理やり蔑むような目で見ていた。もちろんこの街じゃあ、そういった風体に関してツッコミを入れるのはご法度だ。ツッコもうものなら一見さんはお断り!とばかりに人外の論理に基づいた崇高な説明を延々と聞かされるハメになる。したがって、その件は黙っておいた。暗黒の了解ってやつだ。

 奥に目をやれば、『魔界入口』とある。
「はは~ん」
 と俺は合点した。
 この立地で、このネーミング……流行らねーだろ。もっと魔女っ子的な響きとか、ウィッチー的な響きを入れないと客こねーだろ。と、いらぬ心配をしていた。大きなお世話ってヤツだ。
 しかし……
「アナタ……なら……5百円……でイイ」
 かー聞いたか?この上から目線のちょいかすれた声で「5百円……でいい」ときたもんだ。5万円でも、5千円でもなく5百円だ。江戸っ子風にいうなら5しゃくえんだ。まー俺も江戸っ子の片隅でもなんでもないが宵越しの金はもたざる者だから、財布にちょうどある5百円玉を惜しげも無く投入した。え?帰りの電車賃は?だって?これだから田舎もんは困るぜ。東京はスイカだ!いや、ちがったパスモだ!これさえあれば、どこへでもスイスイとイコカ~ってな具合に行けるんや!ということで兄貴に渡されたスーパーカードがあるんだぜ!

 さておき、俺はその日最大規模の集中力でガチャガチャを回した……

 ガ、ガ、ガチャン
 ………何も出ない

「こ、故障じゃねーか!金返せ!」
 などとは決して言えない仏様のような俺様は、心のなかで3回はさっきの暗黒少女(仮名)を叩きのめすと、その場をスゴスゴと離れようとした。すると……

「アナタ……アブナイ……」
 暗黒少女(仮名)が目を赤く輝かせた。
 ギクッ!
 こ、コイツ、俺の心が読めるのか?や、やばい本物?妄想の中で俺がした行為は……ここで言えるレベルじゃねー!や、殺られる?逆に俺殺られちゃう?
 そう思って首をすこしすぼめて、衝撃に備えていると意外な言葉がきた。

「だから、コレ……ね……ハイ」

 暗黒少女(仮名)は、そいつが産み落としたのじゃないか?とさえ思えるほど真っ黒な玉を俺に渡してよこした。しかし、一瞬触れたその手は……想像に反して暖かかった。そりゃそーだ、いくら暗黒界から這い出てきたように見える暗黒少女(仮名)だって俺と同じ人間。人類皆兄弟、心が読めるハズがねー!よな?

「ワタシ……心なんて読めないケド……分かる……とりあえず……ソレ……家に帰ってから開いて……」
「え、ええと……ど、どうも……」
 なんだか背筋に冷たいものを感じた俺は総武線5番ホームから電車に乗ってその日は帰ることにした。

 兄貴……アキバはやっぱ怪しい街でした。

mono42



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(4)銭失いのミッション

 お使いのミッションを完璧にこなした俺は、次の指令、『アキバの探索』へと出かけることにした。なんでも兄貴いわく、「超絶実験をするので夜まで帰って来るな!」というのだ。だから、アキバでもぶらつけと。まあ、俺だってせっかく電車に揺られ一時間、やってきたアキバなのでブラつこうと思っていたところだ。そして、兄貴のアキバ紹介メモを見た。

(なお、これはぜんぶ兄貴の個人的なひじょ~~~に狭い意見なのでご了承ください)

【決定版☆これがアキバだ!】

 そもそもアキバと呼べるのは、南北で言えば万世橋から蔵前通りまでだし、東西はもっと狭い。東はハッキリ言って山手線までだし、西は昌平橋通りまでだ。
 ちなみに昌平橋通りの正式名称は都道452号線白山線で、銭形平次の碑があることで世界的に有名な神田明神(正式名称神田神社)からはじまり、つぎつぎと名前を変える出世魚のような不思議な道だ。
 まー素人はまず中央通りを上野方面に流すわけだが、蔵前通りまでくるともはやそこはアキバじゃねえ。西暦1956年(昭和31年)「もはや戦後ではない」と政府機関が言ったのも頷ける。そこは「もはやアキバではない」のだ。
 だいたい、そのあたりまで来ると、切腹とか書いたTシャツを着た空気の読めないアメリカ人に「アメヨコドコデスカ~?」って聞かれかねない。気分はまさに上野って感じだ。ちなみに、アメ横に行ったら、なぜかいつも天津甘栗を買ってしまうのは内緒だ。とても美味しいが夕方に行くとさらに安くなっていたりするから気をつけろ。
 あー、あと注意したいのは、上野公園(正式には上野恩賜公園)にある西郷隆盛象の西郷さんが連れている犬は柴犬でもなければ土佐犬でもない、薩摩犬やら言うらしいので間違えるなよ……

「ま、まるで意味がわかんねえ。てか、意味がねえ」

 俺は最初は財布の中身を見て、密かにノートPCでも買ってやろうかと目論んでいたが、さんじゅうぎょまんのガラクタ購入でその計画は撃沈されていたので、代わりの獲物を探していたのだ。

「こ、こうなったら財布の中身は一文残らず全部使い果たしてやる!」

 決意を新たに、蔵前交差点から中央通りを一本奥に入った裏道をアキバ駅方面に引き返した。

「たしか、このあたりは怪しいストリートだったハズだ!」

 だがしかし、その通りにはガラクタしかなかった……いや、俺にとってだ。この多感な十代の好青年、泉谷ヒロトにとってのトキメキはそこには無かった。トキメキはもう少し駅に近づかなければならなかった。

「うおー!コレだ!コレ!」
 俺は年甲斐もなく、とある店の前で叫んてしまった。
「お、さすがはお客さま!限定一体!今ならお持ち帰りになれますよ!この原寸大の魔王少女まどか!」

 コスプレってほどではないが、アキバ以外で見たら、ちょっと浮いてそうな制服姿の店員がスグに寄ってきた。赤い髪にメガネ、そばかすがキュートな女の子だ。
 そうだ、この値段ならイケる。何がイケるのかは、言えないが、俺は自暴自棄になっていた。俺のような内面だけが俺様で、外面はボク……って感じの人間が自暴自棄になるとこえーぞ!気をつけろよ。

「コレください」
 俺は言ってやった!しかし、俺はその時、フィギュアの値段を一桁見間違えていることに気がついた。
 が、間一髪、コンマ3秒くらいの差でその脇にあったものを指さした。やったぜ兄貴、これで等身大フィギアをどうやって持って帰るのか考えずにすむぜ……
「はい、まいどー」
 すぐさまその店員はその残り一個しかない袋をとり、俺の手をつかんでレジに向かった。一応、その商品を見てると入浴剤のようだった。

「ユルスギルスの素?暗黒ノ入浴剤?……ま、いいか……」
 しかし……
「19,800円になります」
 そばかすスタッフ赤毛ちゃんはそ~言うのだ。
「え?そ、そんなに……」
「はい!安いでしょう?よそじゃあ、まず、手に入りませんよ!」
 屈託のないその笑顔でそう言われたら……信じるしか無い。
「で、ですよねえ~ハハハ」

 安物買いの銭失いって話は聞く、だが俺は違う。だって、安物なんて買ってないもんな。
 しかし……や、ヤバい、この後、萌えるゾンビカフェに行ったり、おでん缶食べたり、ドネルケバブ食べたり、最後の締めは「ニクの万世」という予定だったが……予算が……危ないのかもしれない。いや、おでん缶は買えるか。ケバブって幾らだ?いやいや、そんなことより戦利品がほしい。暗黒ノ入浴剤だけじゃ……なあ~

 とりあえず、出来ることからコツコツと!に計画方針を変更した俺は、おでん缶2ケとドネルケバブを平らげると財布を確認した。
「こ、これじゃ何も買えんな……」

 残りは五百円玉一枚だった…………



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(3)秋星電影

 実のところ、俺が前にアキバに来たのはまだ、小学生の頃、兄貴に連れられてきただけだったから、かれこれ5~6年前のことだ。親に、ちょっとヒロ君をどこかに遊びに連れて行ってあげて!と言われた兄貴は何を血迷ったか秋葉原に連れてきやがったんだ。
 あ、ちなみに、ヒロ君というのは俺様のことだ。泉谷ヒロト(高校二年の十七歳、只今絶賛彼女募集中!)だ。
 まーそんな昔の話だから、俺はアキバをよく知らない。ので、兄貴のメモとスマホだけが頼りだ。だが、クーグルマップに目的地をマークしてあるから迷いやしねー……ハズだろ?

兄貴の指令メモはこうだ。

 【指令1】
  ラヂオ会館二階にある、ちょっと怪しげな電材屋で~~~
  って、兄貴、ラヂオ会館移転だってよ。だから、これはナシ……と。

 【指令2】
  ラヂオストアーの真ん中辺にある、電子パーツ店で~~~
  あ、兄貴、ラヂオストアーは閉店だってよ。これもナシだな。

 【指令3】
  秋星電影のオヤジに同封のメモを渡して一式買ってきてれ。

「おお、あった、あった。秋星電影はあったぜ兄貴」

 その店は総武ラインの高架下から路地を数本奥に入った雑居ビルの一階から路上にはみ出るようにあった。何が売られてるのかサッパリ俺には分からねーが、ところ狭しとガラクタ……いや、部品か何かが売られている。しょうがねえから、ついでにさっきの指令で買えなかったパーツに似てるパーツを買っておこう。俺って、ほんとうにいい弟だ。

「兄貴、ジャンクって書いてある箱にたくさんあったぜ」

 と、言いながらもオヤジとやらは見当たらないので、一番話しかけやすそうな、看板娘的な女の子に兄貴メモを渡した。
 彼女はほぼ金髪の髪で少しボーイッシュな印象だが、ハッキリとした押し出しの強い顔立ちなのに、店のものと思われるエプロン姿がなんともいえない雰囲気だった。
 俺とたいして年が変わらなそうなこんな女の子が、このイミフなリスト理解できるんかねえ~~~などというギモンは不要だった。メモを見るなりニカッと満面の笑みを浮かべ、奥の倉庫やら、棚置きされているパーツやら、天上から吊られている部品やらを素早く集めてきた。
 やっぱエプロン姿ってカワイイなあ~と、その後ろ姿をみてボヤ~んとしていると

「ハイ、358,972円です」
 と、お会計金額の提示をしてきた。

「さ、さんじゅう、ぎょまん?」
 兄貴……何を買った?危ないものか?

「ハイー!コレだけの商品、なかなかこんな格安では手に入らないですよ!お客さんお目が高い!」
 たぶん、彼女が言うのだからそうなのだろう。そうに違いない。こんなカワイイ娘が嘘をつくはずがないのだ。
「で、ですよね~~~!」
 と、ここでその場の雰囲気に似合わないスーツ姿の客が2~3人入ってきた。すると、その少女は少しうつむいて小声で言った。
「ハイ!これオマケ!見たことのない型の石(CPU)!」
 えっと……それってゴミじゃ……そう心の奥で呟きながらもそれを受け取ると
「ありがとうございました!またのお越しを~!」
 彼女はソソソっと奥へと下がっていった。

 彼女は慌ただしそうだったが、なんというか、あの場には似つかわしくない輝きを放っていた。あんな胡散臭い店なのに客がたくさんいたのはきっとあの娘のおかげなのだろう。俺はそう確信した。


titose



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(2)ニートすぎる兄貴

 ここで俺の目的をカミングアウトしておこう。俺の今日の目的はずばり!お使いだ。歳の離れたニートすぎる兄貴(23歳独身、ただし恋人募集中ではない!二次元が好きだから!)が、

「フッどうしても足りないパーツがあるのだよ!」

 って前髪をかきあげながらカッコつけて言った。さらに

「私は日光を浴びると溶ける不治の病なのだ!」

 とかなんだかで俺にお使いに行ってこい!って言いやがったんだ。
  だからとりあえず

「なんのパーツ?」 って聞くと
「アンドロイド」 って言ってた。
「タブレット型?」 って聞いたら
「人型」って言ってた……

 ま、本人が言うんだからそーなん だろう。俺は他人の趣味には干渉しない主義だ。あ、実の兄貴だから他人じゃねーか……ま、細かいことはいいさ。だが、高校生の俺が兄貴の言うことをだまっ て聞く筋合いもないので

「んなもん行くか!自分で行け!」

 と、一度は断った。身内には強く出れるあたりがお茶目な俺様だ。

「タダとはいわん、タダとは、ほら、この財布でお釣りは全部使っていいぞ」

  そう言うとズシリと重い財布を投げてよこした。兄貴は働いてないのに金持ちなのだ。デートレード?とかいうパソコンモニターのグラフを見続けるだけの簡単 なお仕事です。でラクして稼いでいるらしい。人間、ラクしちゃダメだ。それは兄貴を見ていると痛いほどよくわかる。ちなみに俺は貧乏だ。学生だし……。

「ち、しゃーねーなー。いい弟を持ったと感謝するんだぜ?」

 俺は財布の中身を見た後、渋々……渋々だ、引き受けてやったというワケだ。てか、兄貴、なんで財布にこんな大金入れてるし。その財布にはゼロが四つあるお札がたくさん入っていた。


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(1)世界のアキバ!の世界

 これは「電気の街秋葉原」が、「超電波都市アキバ!」に超進化する狭間に生きた、とある男の物語である。
 なお、綿密な取材に基づくノンフィクションと感じるかもしれないが、登場する人物や店などは概ね実在しませんのでご了承ください。的なフィクションだからな。言ったぞ。言っておいたぞ。


「おかえりなさませ!ご主人様~~」

 ああ、俺は帰ってきた。西暦201×年冬、アキバこと秋葉原の街に俺は帰ってきた。
 ってワケでもないのに……アキバという街は俺をそんな風に受け入れた。電気街口を出るとすぐにメイドさん風の人が近づいてくるのだ。

 しかし、アキバの街は変わっちまったようだぜ?兄貴。噂じゃあちょっと根暗で怪しい電子オタクが火花を散らす無法地帯じゃなかったか?

「おい!オタクさんの持ってるのは白銀のフィラメントじゃねーのかい?悪いこたあ言わねー痛い目みたくなきゃおいてきな」
「ふん!何を言ってやがる。コイツぁ~俺が三日三晩、このスラムのような地下迷宮都市秋葉原を這いずりまわってやっと見つけたもんだ。オタクさんこそ、どっかへ消えな!」
「なにおう!やるか?」
「おう!」

 なんてタマの取り合いが日常茶飯事。そこは狩る者と狩られる者の弱肉強食世界だった……らしい。まー俺はそんな時代は知らないんだが、その道のプロっぽい兄貴が言うんだから間違いないだろう。

 ともかく、俺は秋葉原、通称アキバの駅についた。俺にとっちゃ何年ぶりかの秋葉原だ。そして、アキバの駅というのは知る人ぞ知る迷宮スポットだ。
 電車の接続数も多い。総武ラインに山手ライン、山手ラインに偽装した京浜東北ライン、地下鉄日比谷ラインなどが超立体的に交差している。さらに今では筑波エキスプレスとやらまで接続されている。狭い空間に出口もひしめいていて、一歩間違えば異空間へと放り出されることになる。アトレ口なんてダミー出口に出た日にゃあ、ここは袋か新宿か?ってくらい迷うことうけあいだ。念の為に言っておくと、そのまま一階に降りていけば電気街口に出られるぞ。
 さらに、一説によると秋葉原の周囲には強烈な磁場があり、周囲の店が発する超電波と干渉しあって、人の持つ方向感覚を狂わすのだという。富士の樹海か秋葉原かというレベルだ。ほら、そこにも白骨化した死体があるぜ。ってあれはポスターか。
 しかし……だから、この迷宮ステーションアキバから逃げ出せず、何年も彷徨う者もいるって話だ。ほら、現にあの兄ちゃんの髪は不自然に青白く染まっちまってる。おや、あの子なんてピンクだ。苦労したんだなあ……がんばって……生き残れよ。
 俺はというと、その迷宮ステーションアキバを行ったり来たり、登ったり降りたり、迷いに迷ってやっと出口を見つけた。我らの電気街口だ。



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現在の登場人物紹介(1)

ここでは、現在分かっているところまでの登場人物の紹介を小説と同時進行でお届けします(予定)


●泉谷ヒロト(いずみたにひろと)
 物語の主人公。アニメや漫画が好きで、少し内気に見えるが内面だけは強気という、どこにでもいそうな高校二年生。ちなみに彼女はいない。
 実の兄貴にお使いを頼まれ久しぶりのアキバに来たが……


●兄貴(本名現在不明)
 ヒロトの実の兄。ヒロトはニートと言っているが、一応自分で稼いでいるため、厳密にはニートではなくヒッキー。ただし、極度のひきこもりでほとんど外に出ることがない。自宅でなにやら実験をしているらしい謎の人物。名前はまだない。


●秋星電影の看板娘的少女
 秋葉原を代表する、部品ショップ「秋星電影」にいた金髪少女。見た目に反し、さまざまな機器に精通している。常に眩しいほどの笑顔。


●フィギュアショップの店員
 プチコスな制服姿のフィギュアショップ店員。赤い髪にメガネ、そばかすがキュートな女の子。


●暗黒少女(仮名)
 『魔界入口』というショップの店員だと思われる。全身黒ずくめで髪留めはコウモリの羽、左目に眼帯といった魔女的少女。冷たい目に冷めた口調。





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登場人物(抜粋)
●泉谷ヒロト(いずみたにひろと)
 物語の主人公。どこにでもいそうな高校二年生。

●泉谷ハル
 ヒロトの実の兄。自宅でなにやら実験をしているらしい謎の人物。

●電影少女千歳(チトセ)
 秋葉原を代表する、部品ショップ「秋星電影」にいた金髪看板娘的少女。

●フィギュアショップの店員
 フィギュアショップ店員。赤い髪にメガネ、そばかすがキュートな女の子。

●暗黒少女モノ・リリス
 『魔界入口』というショップの店員だと思われる。全身黒ずくめで髪留めはコウモリの羽、左目に眼帯といった魔女的少女。

●未來
 兄貴の部屋にひっそりいた電波系少女

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ライトなラノベコンテスト

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